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「会社経営」ならどこの会社でもトラブルは付きものですが、リサイクルショップ経営ならではのトラブル、事件?を記事にしています。


トラブル その3 高く買取しすぎて失敗

馬鹿猫

これも結構やってしまいます。こんな経験があります。


1、買えば買うほど1台に対して5万円も赤字になるプリンター
2、定価3万円もする包丁が2000円でも売れない
3、500円で買った扇風機が倍になって喜んでいると、、、。
4、10万円が20万になったのに全然利益が出なかった例

会社が創業した頃に起きていれば廃業していた案件もあります。詳細を書いてみます。


1、買えば買うほど1台に対して5万円も赤字になるプリンター

メーカー、型式は言いませんが、定価35万円する業務用プリンターを新品状態で10万円で5台仕入れました。普通に考えれば悪くても15万、良ければ20万超えで売れる超優良商材です。
しかし、なぜか全く売れない、、。10万でも売れない、、、、。なぜか?調べてみると、メーカー卸売業者の倉庫売却が理由で「大量に同じ品物が何百台」とリサイクルショップに流れたんですね。しかも日本中に、、、。当然それを知らずに買って損した業者はかなりいて、人によっては20万位で買ってしまった業者もいたり何十台も買ってしまった人もいました。
でも、同じ品物が大量に出回れば値段は落ちる、、、。結局、市場の原則により売値は5万近くまで下落。ほしくて買った人は本当に良い買い物だと思いますが1台×5万で25万も赤字になり、かなり痛い目にあった取引でした。


2、定価3万円もする包丁が2000円でも売れない

メーカーHPでもキチンと3万円することを確認し、100単位で包丁を1本2000円で購入しました。しかし!全く売れない!1万でも売れない!5000円でも売れない!2000円では、、、、、、たまーに、少し売れる、、、、。なんじゃこりゃ、、、。ひどい、ひどすぎる、、、。全然儲からない、、、。と、いう事がありました。
なぜかというと、もともと高い包丁を探している人ってあんまりいないみたい、、、ってのが理由だと思います。実際包丁なんて100円でも手に入るこの時代に、プロでもないのに3万円もする包丁なんて大多数の人はほしがらないという事ですね。有名メーカーであればこうはならなかったのかも知れませんが、マイナーメーカーだった事も失敗要因の一つでした。
メーカーの希望小売価格も、デタラメでないにせよ市場価格から的外れな金額の時が多く、これらの数字に惑わされて失敗する事があります。結局自分で使ったり友達やお客さんに配って喜ばれるおまけ商品扱いとなりました、、、。


3、500円で買った扇風機が倍になって喜んでいると、、、。

リサイクルショップを創業した頃によくやるのがコレ。
500円が1000円になれば単純に倍になってるので凄いですよね。5万円買えば10万になるし、50万買えば100万になるんです。悪い訳がないよね!?うおおおお!買って買って売りまくるぞおおおお!!っと!たくさん買って、売って。買って、売って。あれ?なにかがおかしい。手元にお金が残らない。なぜだ?働いても働いても金がなくなっていく。なぜ?なんで?なんでだああああああ!!っとなります。

なぜだかわかりますか?

実は、500円が1000円で売れても全く利益なんて出ないんです。なぜなら、人は生きてるだけでお金を使っている生き物だから。500円で買った扇風機を掃除して、出品して、梱包して、発送して、いくら手元に残るのかを考えてみればすぐわかりますね。その手間をかけるために1時間かかっていたら時給500円の仕事。2時間かかっていたら時給250円の仕事になってしまいますね。
いやいや?ネットで売れば売上手数料がかかるし、撮影する場所、カメラ、梱包材、保管倉庫代、、、。経費も結構かかります。結局時給200円あるのかな?って感じになっちゃいますね。これでは仕事として成立していませんね。
時給200円では100時間働いても2万円。300時間働いても6万にしかなりません。これじゃ生きていけません。典型的な「経費を考えていないミス」の例でした。

ちなみに同じ扇風機でも「午前中に500円で100個買った新品の扇風機」が午後に「一個1000円で全部売れれば」一瞬で5万円利益がでます。この場合は経費がほとんどかかっていないのでボロ儲けですね。どんな商売でもそうですが、仕入れてから売れるまでのスピードと経費のかかり方の計算はシビアでないと生き残れません。


4、10万円が20万になったのに全然利益の出なかった例

大きさ2、5メートル近くあるスポーツジムで見かけるアレです。業務用エアロバイク。自転車の巨大なやつででかい画面があって日本1周機能があったりオンラインでスマホと繋がったりできる凄いやつです。とてつもなく重いです。高級品で、定価150万円。重さ150キロ。年式4年落ち。売るのは大変そうだけどさすがに20万では売れるだろうと10万で購入してみました。
さて、実際売ってみると、、、、、思ってもいない大変な事に!事件発生!売れるのか!?ちゃんと売れるのかおい!?どうだ!売れたか!?お?おお?おおおお!?売れたあああああ!!20万で売れた!利益ゲエエエットオオオ!と、思ったんですが、計算すると大赤字でした。なぜだかわかります?
やはりこれも経費の計算ミスで起こった失敗でした。掃除するのに1日(8時間)。撮影するのに半日(4時間)。梱包するのに1日(8時間)。
3人でやってこのくらいの時間がかかりました。なんせ150キロもあるのでちょっと動かしたり持ち上げたりするだけでジャッキを使ったり台座を工夫したりで全然作業が進みません。倉庫に移動するだけでかなりの時間を使います。作業が完了しても当然ですがコレがほしい人ってのがすぐに見つかる訳もなく、売り切るまでに1年半くらいかかりました。すると、どうでしょうか。↓

1、掃除、メンテナンス 3人×1日(8時間)で人件費24000円。(1人時給1000円で計算)
2、撮影 3人×半日(4時間)で人件費で12000円。
3、梱包 3人×1日(8時間)で人件費で24000円。
4、倉庫代(当然家賃がかかります) 畳1畳分の大きさの機械が1年半使用で推定5万超え。
5、ネット売りなので売上の1割は手数料として引かれます。(2万円)

経費合計13万ですね。つまり、ただで持ってきて10万で売れても利益ゼロってやつです。
うまくすぐ売ることができてもこんな大変な商品やるなら別なのやったほうが利益が出ます。もしすぐに売れたとしても利益2万円。これだけやって2万円では合わないですね。以上、当店で思い出に残る仕入の失敗例でした。

まだまだありますが、きりがないのでまた今度にします!



キャラ猫

よければコチラもどうぞ↓

リサイクルショップで起きる様々なトラブル その1
リサイクルショップで起きる様々なトラブル その2
リサイクルショップで起きる様々なトラブル その3
リサイクルショップで起きる様々なトラブル その4
リサイクルショップで起きる様々なトラブル その5

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標準の猫

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