リサイクルショップ茨城買取相談所にお任せ下さい。
前回の続きです。知らない品物を利益が出るように買取する方法 その１では以下の１～３を記載しました。
目次
１、そもそもその商品を買取できるのかどうか
２、自分の今の環境でも大丈夫なのかを考える
３、どのくらいの価値なのか、おおまかな目安を知る
４、ヤフオクで売値を検索する
５、ただ買って、ただ売るだけで利益がでるのかを調査する
６、何を調べても売値がさっぱりわからない場合は新品で検索！
７、それでもさっぱり意味不明の時は裏技を使用する！
今回は続きの４～７について記載します。 さて、解説していきましょう。
４、ヤフオクで売値を検索する
価値がありそうな品物ならヤフオクで売値相場を検索します。価格ドットコムやショッピング（楽天、yahooショッピング、アマゾン）で検索してはいけません。
必ずヤフオクで実際に落札された価格を検索するようにします。理由はショッピングはお店と同等の金額で出品している事が多数あったり売る気がない金額で出品していたりで相場があいまいだからです。ヤフオク相場を調べる代表的なサイトは以下の２つ。
http://aucfan.com/
と
ヤフオクの「落札相場検索機能」
ヤフオクTOP → 調べたい品物を検索する → 検索結果約●●件のちょっと下にある「落札相場を調べる」をクリック
に、なります。初めはヤフオクの「落札相場検索機能」で検索して情報が少なかったらオークファンを検索の順で、相場を調べます。
落札相場検索機能は過去３カ月、オークファン（プレミアム会員月５００円位必要）は過去１０年まで見れるので十分ですが、１０年前のデータを検索して落札相場が出てきても昔すぎてなんのあてにもなりませんのでプレミアム会員にこだわる必要はないです。
１年の型落ちがあれば値段もかなり落ちるのに３年前のデータを拾う意味があるのかどうかってやつですね。でも、季節物（ストーブ、エアコン、スタッドレスタイヤ、スキー用品）など、半年前のデータが知りたい時はオークファンプレミアムになるしかないです。
「落札相場検索機能」はオークファンより精度が高く、過去３カ月近くのヤフオク上の落札相場がほぼ全部表示されますのでまずはこっちで検索をかけてみましょう。落札金額の高い順とか落札時期の新しい順とかに組み直して、落札された相場を表示させてみます。
こんな感じです ↓
新品が●●円～●●円で落札されて、美品だと●●円くらい。中古品が●●円～●●円でジャンクが●●円と、かなり細かく調べる事ができます。まずはこの機能で落札相場を検索し、情報が少なかったらオークファンで見るって感じで相場を調べてみましょう。なんとなく見積もりする品物が取引されている金額がわかります。
１、電化製品の相場の調べ方
電化製品は家庭用、業務用、特殊産業用と色々ありますがそのジャンルに関係なく、必ずメーカーと型番が存在します。
型番だけ入力たりメーカーと商品名だけ入力したりと色々なキーワードで検索をかけてみればほとんどの品物でデータが参照できます。同じ品物が仮に出てこなかったとしてもほとんど変わらない姉妹品や類似品は出てくるはずです。
２、家具の調べ方
高級な家具もやはりメーカーがあります。引き出しの内側や側面、背面に刻印やロゴなどがないかどうか探してみましょう。物によっては型番がある家具もありますので書いてある文字をそのまま入力する事によって検索が可能です。
刻印もなくて説明書（高い家具には大抵説明書があります）もなくてロゴもないのは安ものかアンティークか本物だけど劣化しているかになりますが、基本的にそのメーカーである事が証明できる要素がない場合は売る時にも証明できないので相場で売る事ができません。
知識がなくてリスクがあるなら取引しないほうが無難な場合もあります。
３、アイドル関係の商品、ゲーム用品、CD、洋服などの調べ方
かなり上級者向けのカテゴリです。かなり短い期間で一気に値段が高騰し、なにかのきっかけで一気にゴミ同様にまで値段が下がるハイリスクハイリターンの商品です。（しかも１つ１つの利幅としては薄利な物も多い）
「現在の相場」や「過去の相場」がほとんど意味のない場合があるので知識や経験がないと無理だし、ギャンブル要素の多いカテゴリです。すでにＴＵＴＡＹＡとＢＯＯＫＯＦＦとかの大手でも手広くやっているので、個人でこれで生活するには相当な才能が必要になると思われます。
４、ブランド、貴金属
これも上級者カテゴリ。ブランドバッグや財布、時計、金やプラチナは業界で「キンプラ」と呼ばれ、知識があればＰＣ１台と軽自動車があれば誰でも商売ができる事からライバルの数もとてつもなく多い業界です。
リサイクルショップ、質屋をはじめＴＵＴＡＹＡやＢＯＯＫＯＦＦなど全国的に大手がかなりいるので知識がある事はもちろん、偽物を見抜く目も必要になってきます。
まあ、なにを扱うにしても最終的には経験がものを言うのがリサイクルショップ。仕入れバイヤーが間違えると赤字になり、上手だと利益が出ます。こればっかりは経験を積まないとだめって部分もあります。
でも、電化製品と家具だったらヤフオクで取引されていない品物は逆にどれ？って感じでデータが豊富に出てきますので、かなり有効な手段として全国的にも用いられている売値相場検索方法だと言えます。
５、ただ買って、ただ売るだけで利益がでるのかを調査する
目次の２－３「知識の問題」で前述しましたが、「回転皿のない電子レンジは使えない」「天板のないコタツは使えない」といった問題があるのかどうかを調査する必要があります。値段が分かったらどれでもいいので出品データを表示させ、どのような説明をしているのか確認してみましょう。
「業務用プリンターは印刷発行枚数とトナーインク残量も記載しないと売れない」「エア工具はコンプレッサに接続してエア漏れがあるかどうかを確かめなくてはならない」「丸のこはライト、レーザー、ブレーキの動作が正常なのか、作業盤が反っていないかを確認が必要」
などの情報がわかるようになります。何言ってるのかもわからない場合はその意味を検索して調べ、どうにもわからない場合は買取をやめたほうが無難かもしれません。
取引金額が安ければある程度のリスクは必要ですが、１０万超えの高価な品物は知らないままで買うと痛い目に合う事があります。
なんにせよ、「知らない事を知らないまま出品する事」はトラブルに繋がります。高級レンジを回転皿もないのに何万円も出して買取したら大変ですよね？しかも気付かずに売ってしまったら確実にトラブルですよね？
知らない品物だとこれが起きる可能性がとても高いんです。なので、知らない事があったら警戒心を持ってよくよく調べるクセがないと、いつか必ず手痛い勉強料を払う事になるでしょう。
６、何を調べても売値がさっぱりわからない場合は新品で検索！
前項までに記載した内容を駆使してもなんのデータも出てこない場合があります。「最近発売したばかりの商品」「古すぎる商品」「特殊すぎる商品」「それだけでは使用できない、何かの商品の付属品」など、過去１０年のヤフオクで検索しても１度も落札された形跡のない品物に出会った場合、「新品」、又は「現在出品中」で検索をかけてみると案外すんなり解決する事があります。
実際の所、メーカーや型番の入力ミスやハイフン「－」の有無などの勘違いによって出てこなかったケースも多く、正しい商品名やメーカー名などがはっきりする事があります。新品で検索するには「楽天市場」か「Y!ショッピング」で、「値段が安い順」に入れ替えて検索するのが良いですね。アマゾンは値段に信ぴょう性がない事が多々あるためやめたほうが良いです。
ただ、これらのサイトで新品の値段がわかってもヤフオクとの誤差がかなりあります。Y!ショッピングで２０万で出品されていても同じ物を新品でヤフオクに出しても１０万以下になる事もありますのでここでわかるのは本当におおまかな相場しかわかりません。「お店で買ったらいくらくらいで売っているんだな」くらいのニュアンスで考えたほうが無難です。
商品の人気性があるかどうか、姉妹品ではどのように売れているのかなどを検索するとなんとなくの相場が見えてくるので、見積もりする品物の状態を吟味しながら見積もりを出すことが可能になります。検索の仕方と値段の提示は経験を積む必要があります。
７、それでもさっぱり意味不明の時は裏技を使用する！
え！？前項までの方法でも検索できない場合もあるんですか？
ほとんどは検索できるんですが、やっぱり売値が予想不可能な場合がありますね。Y!ショッピングで２５万で売れててもヤフオクで売ったら２０万になるのか？１５万になるのか？全く読み切れない場合があります。この誤差が買取査定をどうすれば良いのか判断不能になる時があります。高価になればなるほど失敗すると大変ですし、、、。
じゃあ、絶対に大丈夫な値段で提示するしかないですよね？１５万になろうが２０万になろうが５万で買えば絶対儲かる！、、、って感じで。
それも場合によっては正しい選択になりますが、お客さんは基本的に安く売りたくありませんので売ってもらえるかどうか、、、。逆の立場で考えて、２５万で買ったブランドの時計（ほぼ新品）を見積もりしてもらったら５万で買い取るとか言われたら売る気なくしますよね？
たしかに。そんなに安いんなら他あたりますわな。で、その裏技ってなんなんですか？
なんだと思います？というか、今あなた自分で答え言いましたよ＾＾わかりました？
は？なにがです？オレなんか言いました？
今自分で言ったじゃないですか。それが正解です。最終手段ですけどね＾＾
お客さんが品物を売りに来るという事は、その人にとって「もういらない（使う事のない）品物」という事になります。手放す事が確定している場合、たまたま電話した近所のリサイクルショップの中で一番高く買ってくれる所に売るしかないという状況と言う事になります。
これは逆に言うと「他のショップの買取金額より高く提示すれば売ってくれる」と、考える事ができます。あんまり近所だとバレたり迷惑がかかる事があるので県外のショップに聞いてみても良いと思います。
すっとぼけて客のふりして聞いてみると案外、闇に光が差すごとくすっきりする事があります。当店にもたまに明らかに冷やかしと言うか、売る気がないのに相場だけ教えてほしい雰囲気丸出しの電話がありますが、同業者もいるんでしょうね。別にどこのショップも見積もり無料を歌っている以上バレた所で文句も言えませんから堂々と聞いてみても問題ないと思います。（もめると面倒なので一応お客のふりはしましょうね）
ただ、この裏技で相場がわかっても実践となるとなかなか難しい時もありますね。なぜなら、近所の中で一番高く査定をして買取ができたとしても結局の所は利益がでるのかどうかは売ってみなくちゃわからないからです。
売り方も経費のかかりかたもショップによって全然違うので買取査定が違うのは当然だし、顧客に売るのとヤフオクに出品するのとアマゾンに出品するのとでは売値が全然変わってきますし。なので、仕入れは経験がものを言う世界なんです。
リサイクルショップも結構シビアで競争の激しい業界ですからこの記事通りにやって利益が出るのかどうかはわからないし全て自己責任だと言う事は覚えておいて下さいね。
以上、「知らない品物を利益が出るように買取する方法」コーナーでした。ここまで読んで頂いてありがとうございました。
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